健康・薬

子供の卵アレルギー発覚!~減感作療法でアレルギーを克服!~

のんの長男は、10か月のときに卵アレルギーのアナフィラキシー症状で入院したことがあります。

アナフィラキシー症状:アレルギー原因物質が体内に入ることにより、複数の臓器や全身に症状が出て、生命に危険が及ぶ過敏反応のことです。

このときの経緯と克服するまでの流れを今回書きたいと思います。

現在アレルギーに悩むお母さんや、これから離乳食がはじまるお母さんに少しでも参考になればと思います。

 

最初に~今から考えるとアレルギーの序章だった~

長男は産後1か月くらいから、乳児性湿疹(少し耳切れあり)が結構ひどく長引いていました。

乳児性湿疹:生後2週~2か月頃に多く見られる湿疹のこと。顔・首・頭皮を中心に発症し、赤くなるものから、黄色いフケやかさぶたみたいなもの、膿のようなものなど症状は様々。

長男は、産後から母乳とミルクの混合でいっていたのですが、大体4か月くらいを過ぎて、母乳があまり順調ではなくミルクに切り替えとなりました。

そこくらいから、急激に乳児性湿疹がなくなり、きれいな肌となりました。

今考えると、母乳に含まれる卵成分がなんかしら、乳児性湿疹の悪化につながっていたのではないかと思われます。

アレルギー症状発現~入院

長男自身は、卵の黄身も少量は与えたことがあったし、ベビーフードの卵入りも特に問題なく与えていました。

10か月の長男のアナフィラキシーが起こった当日は、かなり加熱したかきたまのうどん(野菜入り)を作って、食べさせました。

そこから10分後、風邪症状も全くなかった長男が、急に息苦しそうに咳き込みはじめました。なにかおかしいと気づいた私は、腹部あたりを見ると、地図状の蕁麻疹広がっていたのです。

これは、卵アレルギーによるアナフィラキシーだと気づいた私は、パニックを起こしながらも、とにかく長男を助けないと!という一心で、出産した病院(小児科あり、産後診察歴あり)に電話をして、多分卵によるアナフィラキシー症状が出ているので、急いで受診したい旨を伝えて、自転車に乗せて、病院へ連れていきました。

そこで、子供は即座にステロイドの点滴を受け、Drに食べたものを伝えて、多分卵であろうという話になり、血液検査をしてもらうことになりました。

そして、その日は様子を見るため、急遽入院という形になり、子供と一緒に一晩を過ごしました。

そののち、血液検査の結果により、卵アレルギーが発覚し、卵黄3、オボムコイド(耐熱性卵たんぱく:加熱した卵)4、卵白5であることが判明。

(→基本卵は卵白に強くアレルギーがでます。卵黄に出そうですが、意外と卵白なのです)

近隣の小児アレルギーの専門医がいる小児科を紹介されました。

小児アレルギー専門医と卵アレルギーの克服へ

ここからは小児アレルギーの専門医と二人三脚でアレルギーに向き合うこととなります。

現在のアレルギーの考え方は、昔の方法(アレルギー物質の完全除去する方法)とは違い、Drの監視下でアレルギー物質を少しずつ摂取することで、アレルギー反応を起こしにくくするという減感作療法にシフトしています。(除去する方法だと、大きくなってもアレルギーが残る可能性もあるともいわれているので)

卵の減感作療法(経口負荷試験)の実施

ここからは、卵アレルギーの数値によって実施方法、実施タイミング等は違うかと思いますが、うちの長男は卵黄に対しては3という数字だったので、Dr監視下のもと、固ゆでした卵黄を持参し、クリニックでティースプーン1/4~1杯までを服用できることを確認しました。

そして自宅にて、毎日ティースプーン1杯の卵黄与えて→1-2週間後に2杯→その1-2週間後に3杯に増量していき、最終黄身全卵1個を食べれる形に持っていきます。(その黄身の中にも多少の卵白の成分が入っているので、卵白を少しでも摂取しているという形になるそうです)

(念のため、抗アレルギー薬のケトチフェンシロップ飲み切りタイプのものをもらっていましたし、なにかあったら主治医に連絡できるようになっていました。)

そして、黄身をすべて食べれるようになってから、半年後に再度血液検査をして少し数値が下がってきているのを確認したのちに、

Drからホットケーキを焼いてくるように言われて、Drの監視下のもとホットケーキを全卵1/4×1/8=1/32からスタートし、1/4×1/4=1/16食べれるのを確認しました。

その後、自宅にて1/16を1-2週間→1/8を1-2週間、1/4を1ー2週間と摂取できる量を増やしていきました。

そこからはなんかしら、卵を混ぜて摂取できるように、ハンバーグに卵をまぜてみたり、パンやクッキーに入れ込んでました。

そしてそこから、幼稚園に入園する前の3歳で、再度受診をし、採血をしたら卵白が3まで落ちていて、お好み焼きなども摂取できる旨を伝えたところ、幼稚園では卵除去はしなくていいということで許可をいただきました。

まとめ

今現在、2008年に発表されたLackの二重アレルゲン曝露仮説では、 皮膚バリアが破壊された皮膚を通して食物アレルゲンへの感作が起こり、アレルギーは進行すると考えられているようです。一方、経口摂取された食物抗原は免疫寛容・耐性を誘導するということが提唱されています。

なので、皮膚からのアレルゲンの感作を防ぐために、離乳食を与える前にワセリンを口の周りに塗るなども言われてきてますよね。

あと、入浴後も積極的にワセリンなどで保湿を行い、皮膚のバリアを作りアレルギーを起こりにくい状態を作っておくのも大事です。

そして、アレルギーの程度にもよるかもしれませんが、食物アレルギーがあるからと言って完全に除去していくのではなく、アレルギーを起こした食材を今後食べていけるように、Drと二人三脚で少しずつでもチャレンジしていくことが大事になってきます。

 

そして、のんのところのように授乳している期間に、乳児湿疹がひどく出るか、耳切れなどの症状がある場合は、離乳食開始するあたり:6か月くらいのとき、一度アレルギー専門医のいる小児科などに受診をし、試しにアレルギー検査を行ってみるのも一つの手かなと思います。

また、離乳食を進めていくのも慎重に!!

のんのところみたいに少しはいけても、実は閾値に達していないだけという可能性もありますので。

もし、アナフィラキシー症状がでた場合、急いで受診を!!

命にかかわる可能性があります!!!

 

アレルギー持ちのお子様がおられる方、食事には気を使うことも多いし気苦労も多いかと思いますが、少しずつ少しずつでも前向きに進んでいきましょう!

この記事がアレルギー持ちのお子さんがおられるママさんの参考になればと願っています。

こちらの記事もオススメ!