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自身が発達障害の子供を療育につなげるためにしたこと

現代では療育につなげるために、誰かが教えてくれるのか…

療育に行く発達障害の子供を持つ親として、ここでは話していきたいと思います。

自分の子供が、発達障害ではないかと言われたときに、誰かが助けてくれるのかといったら、私の場合、誰かが助けてくれるなんてことは、一切ありませんでした。

私の通っている保育園、保育士の先生はただ困っていますの一点張り。

困っている…じゃあ、次どうしたらいいのかなど、誰も教えてくれませんでした。

こんなにも、保育士さんは子供の障害に対して、理解がなく、療育という存在さえも知らないものなのだと愕然としたものです。

7人に1人は、発達障害があるというこんな時代にですよ。

結局、子供を療育につなげるためには、自分自身が行動しないと始まらないのです。

 

それでは、私が具体的にどうやって自らの子供を療育につなげていったのかに関してお話したいと思います。

 

療育という言葉を知ったきっかけ

私は、このネットという社会に感謝しています。

YouTubeやSNSで、「発達障害」と調べるだけで、「療育」という言葉に出会うことができます。

そこから、療育がどういったものか調べることができます。

私の子育てする時代が

ネットがなかった時代だったら、そういった言葉に出会うこともできなかったでしょう。

情報収集をするのも、しないのも自分次第。

あとはここから、自分が子供のためにどう行動するかにかかっているのです。

 

療育につながるまでのおはなし

「療育」を知ってからは、近隣の療育を調べて、直に見学の希望を伝えました。

そこで、療育につながるまでの流れを知るのです。

流れとしては、下記です。

療育に行くまでの流れ

①役所の障害福祉課に行く

②児童発達支援が受けれる場所を教えてもらう

③発達検査を受けた病院で、診断書を書いてもらう

④療育通所受給者証を発行してもらう

⑤自分の希望する施設を選ぶ

という流れです。

 

役所では、一旦児童発達支援を受けれる施設の表をもらい、私は施設を上から順番に、電話をかけまくりました。

うちの選びたい児童発達支援の施設の条件としては、

・言語聴覚士さんがいる

・保育園からの送迎がある

・母子同伴じゃなくても行ける

これを満たす施設を探しましたが、市内ではたった1件しかありませんでした。

たまたま空きもあり、本当に運がよかったとしか言いようがありません。

すぐに次の月から、保育園にもお願いして、お昼ご飯の後の、お昼寝のタイミングで、週2回言語聴覚士さんの療育を受けれることになりました。

あとになって追加で感じたことですが、こちらの児童発達支援には、放課後デイサービスがあったことも、さらにプラスの要素でした。

今後、保育園を卒園し、小学校に上がったときに、放課後デイサービスがあるのはすごくありがたいことでした。

卒園の後の進路も、可能であれば考えましょう。

 

もし、あなたが児童発達支援を選べるなら

私のところは、共働きなのもあり、かなり条件は厳しく

選ぶ施設は1つしかありませんでしたが、

もし、あなたが専業主婦で、複数の児童発達支援を選ぶことができるなら、

施設の内容もきちんと見ましょう!!

・施設のスタッフはどうか(療育中の子供の様子を見るなど)

・保護者に寄り添って話を聞いてくれるのか

・まわりの保護者の話の評判はどうか

・幼稚園、保育園から送迎などが必要かどうか

・今後卒園後は進路はあるのか

・複数の施設を組み合わせるなども検討する

など

 

療育を受けるという選択をして

今現在療育を受けて、2年近くたちます。

私にとって療育を受けて、後悔は一切ありません。

子供の将来の発達において、一つでもハンデを取ってあげたいと考えていますし、

3歳半あたりで、劇的に発語も増え

発達検査を受けてきていますが、

もともと3歳1か月に受けた時は9か月遅れ、

3歳10か月には7か月遅れ、

4歳8か月には5か月遅れと少しずつ追いついてきています。

 

以前 児童相談所には、どんどん遅れていくと言われているにも関わらずです。

 

そして、親が子供の発達に関して相談できる場所があるということが本当にありがたいです。

 

保育園では、

こんなことに困っています、こんな悪いことしてました

しか報告がなく、毎日仕事に行く前に落ち込んで、帰ってからも落ち込むといった繰り返しでした。

うちの子はこんなに人に迷惑をかけて、申し訳ないという気持ちでメンタルもやられていました。

しかし、療育に通うことで、家族ではない誰かと、子供の成長を一緒に喜ぶことができる場所ができました。

現在、子供だけが療育の恩恵を受けるだけでなく、親も療育の恩恵を受けています。

 

療育を受けるかと悩んでいるあなたへ

もし、あなたの子供に療育を受けさせるか悩んでいるなら、迷わず受けてください!!

子供が、少しでも過ごしやすい場所を別に作ってあげる、

少しでも環境が変わるハードルを少しでも下げてあげれるように

あなたが、行動しましょう!!

とにかく、自分の条件に合う療育施設を探し、見学に行き、

空きがあって通えるかどうかを確認し、行動しましょう!!

今のあなたの行動が、未来をきっと変えます!!