こんにちは、のんです。
初めて腕が抜けたときは、親としてはほんとに何が起こったかどうか分からず、びっくりするんです!!
急に腕がだらんと落ちて、上げようとしたら痛がって泣きわめくのです!!
こういうことがあるということを知っておくことで、未然に防ぐこともできますし、万一そうなったときにも心構えも違ってきます。
今回は初めての子育てパパママさんに、気を付けていただきたいこととして、子供の腕が抜けた体験に関して書きたいと思います。
ぜひ、ご覧ください。
↓これ!!絶対やっちゃダメです!!!!
初めて腕が抜けた(肘内障)になったとき
うちの長男は1歳3か月から保育園に通っていたのですが、1歳6か月頃に保育園から連絡があって、
「長男くんが腕がいたいと言ってますので、至急整形外科までお母さまも同行してください」
ということでした。
私もどういうことが起きたのか把握できず、とりあえず急いで整形外科に向かいました。
整形外科に行くと、右腕をぶらーんと下げた状態で、腕を上げると痛い痛いと泣きわめく状態でした。
保育園の先生もどういう状況で痛いことになったのか、把握されていない感じでしたが、私が予想するに、ここの保育園は1~3歳までの子供がまとめて保育されている保育園で、上の年齢の子がうちの子供を遊ぼうと右腕を引っ張ってしまったのではないかな?と思います。
でもまあ保育園に預けている限り、そういった事故はつきものなので、仕方ないことかなと思います。
保育園の先生もすべてを見るというのは大変ですしね(;^_^A
整形外科のDrに受診すると
(→保育園の先生もその現場は見ていなかったので、よくわからないとのことでした)
肘内障とは:肘の輪状靭帯(りんじょうじんたい)と橈骨頭(とうこつとう)がはずれかけた状態のこと。(下記参照↓)
それにより、腕を動かせなくなるため、腕をだらんと下げた状態になります。
腕を上げたり曲げたりすると、痛がって泣くなどの症状があります。
(骨折の場合は常に痛みがあります)
特に5歳以下の子供に起こりやすいです。
念のため、レントゲン検査で骨や関節に異常がないことを確認をしたのちに、治療に入りました。
肘内障の治療とは
整復で、腕を操作して、肘の骨を正しい位置に戻すのが治療の基本になります。
(関節がはまる際に、軽い痛みを伴うので泣くことが多いです)
肘内障の治し方は2種類あります。
回内法
前腕を内側方向へと倒すように圧をかける方法
こちらの治療方法を一般的に使うことが多いです。
回外・屈曲法
外側方向へと倒し、更に肘を曲げる方法
(回内法でうまくいかない場合に用いることが多いです)
うちは回内法で施術していただきました。
ものの数秒で治るので、親からしても「えっ!もう終わり?!」というくらい早くてびっくりします。
腕がはまったときは「ギャー痛い!!」と泣き叫んでいましたが、しばらくして腕を上げたら痛くなくなったようで、いつも通り遊んでいました。
肘内障にならないようにするには
特に5歳未満は腕を引っ張ったりする行為は避けます。
その年齢は輪状靭帯が未発達のために、肘内障が起こります。
一度肘内障が起こったとしても、輪状靭帯は成長とともに発達していくため、年齢が上がると起こりにくくなります。
ただし、一度肘内障が起こったら二度目は起こりやすくなるので、とくに注意すること!!
現にうちの子は1歳6か月で抜けてから、1歳10か月で抜け(しかも旅行中)、3歳半年(私の実父がつかんで)でも抜けました。計3回抜けました。
まとめ
・5歳未満の子供は腕を引っ張ると腕が抜ける(肘内障になる)ことがあります。
・肘内障は回内法、回外・屈曲法という治療法があります。
・一度、抜けると抜けやすくなるので注意してください。
とりあえず、保育園や幼稚園でそういったことが起こってしまうのは防ぎようのないことですが、ご家庭での育児の場合は、腕を引っ張るような行為は避けるように心がけましょう。
腕が抜けること(肘内障)があると、頭の片隅に入れて子育てしてもらったら、こういったトラブルは出来る限り避けれるのではないかなと思います。
ほんとに初めてなったときはびっくり( ゚Д゚)します!!
皆様の子育ての参考になればと思います。